原発は核戦争のため、絶対反対!10.11反原発集会

「原発は核戦争のため、絶対反対!10.11反原発集会」(NAZENZ関西の主催)が10月11日、エル大阪で開催されました。

「測量計を振り切る放射線量の常磐線各駅」

有田さんの司会で集会は開会。動労水戸からのメッセージが紹介されたあと、動労水戸の仲間による「現地調査DVD」が上映されました。福島第1原発の横を通る常磐線の大野駅、双葉駅では測量計を振り切る放射線量の実態が映し出されるなど、現在も放射能汚染が終息していない事実が明らかになりました。

「原発再稼働・核武装を許さない闘いを」

基調報告の提起では、NAZEN関西・代表の村山さんから「福島原発事故から10年、福島圧殺・帰還強制との対決が正念場。特に福島原発に近い常磐線と6号線では、放射線測定器が振り切れるような高線量地帯を列車は走っている。原発再稼働・核武装を許すな」などの闘いの方針が示されました。

「闘う労働組合の結集と闘いで政治と世の中を変えることができる」

特別報告では、京都府職員労働組合舞鶴支部の中西さんから、京都府知事への申し入れをはじめとする「大飯原発・高浜原発・美浜原発の即時停止と廃炉」をめざした地域現場での闘いが報告されました。
元原子力発電分会・分会長の斎藤さんからは、フランスをはじめ世界の原発労働、核ゴミなど大きな問題が解決されていないことなどの詳しい報告があり、「福島は人が住むところではない。今の時代は、貧乏から貧困になっている。闘う労働組合の結集と闘いで政治を変える、世の中を変えることができる。労働者の団結によって戦争を阻止しよう」と提起がありました。

「各地域の闘争報告と行動提起」

NAZEN大阪、NAZEN八尾、NAZEN京都から各地域における現場闘争の報告と今後の闘争方針が報告されました。
集会のまとめでは、港合同の木下さんから「すべての原発をなくすためには、各地域による具体的な行動の実践が重要。当面の闘いは、大阪都構想を粉砕するための関西統一街宣行動と10.25集会への結集、11.1労働者集会の結集」と行動提起がありました。

「注目を浴びたデモ行進」

集会の閉会後、エル大阪から扇町に移動して、扇町公園から梅田ナビオ前まで、90人超の仲間がデモ行進を貫徹しました。幟や旗、鳴り物とシュプレヒコールのデモ行進は、日曜日ということもあり、沿道の多くの人たちから注目を浴びました。

「権力弾圧を粉砕して勝利するまで闘う」

集会・デモの終了後の交流会では、関生支部の武谷さんから、10.8座り込み集会をはじめとする、この間の関生支部弾圧への支援・協力に感謝の意を表したあと、「反動判決を糾弾し、権力弾圧を粉砕して勝利するまで闘う」と決意が表明され、引き続きの支援・協力の要請がありました。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 

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内容紹介
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委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
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