財界にすがり延命を図る維新の会を追撃しよう

改憲・戦争阻止!大行進・関西が主催する「関西統一街宣」が3月13日、京橋駅前に11人の仲間が結集して「住民投票の結果を無視する『総合区』『広域行政一元化条例』で、財界にすがる維新を追撃しよう」を掲げて、街頭宣伝活動を展開しました。

「高槻医療福祉労働組合がストライキ」

医療関連労働組合の仲間は、「長年にわたって地域医療を担ってきた、医療法人の労働者で組織する『高槻医療福祉労働組合』が、賃上げと職場環境の改善を求めて、3月8日、1時間のストライキに起ち上がった。ミャンマーで軍事クーデターに対する労働者・民衆の不屈の闘いが続いている。銃口を向けられ多くの尊い命が奪われても、労働者・民衆は固く団結してストライキを武器として闘うこと教えてくれている」。
「労働者や市民の犠牲の上に、改憲と戦争国家を進めているのが菅政権であり、維新だ。世界中の人々と連帯する闘いで、菅・維新を打倒しよう」と訴えました。

「広域行政一元化条例で財界にすり寄る維新」

関西労組交流センターの仲間は、「大阪維新の会は、昨年11月の住民投票で否決された大阪都構想を『広域行政一元化条例』として大阪市議会での可決・成立を狙うという『勝つまでジャンケン』で批判を浴びている。IR・カジノ・万博などをコロナ後の成長戦略として推進するための『広域行政一元化条例』は、有権者に見放され、政党としての信頼も地に落ちた維新の会が、関西の財界に自らの存在価値を売り込み、延命を図るための方策だ。維新の会が大資本の利益のための政治勢力であることが明らかになった。大阪都構想の粉砕して勝利したことに確信を持ち、維新政治を終わらせるための追撃を共に闘おう」と訴えました。

「まっとうな労働組合運動で闘おう」

関西地区生コン支部の仲間は「『三菱電機、また労災認定。相次ぐ自殺、再発防げず』との報道がされているように、大企業で労働者の過重労働による自殺が続き、労災が認定されている。労働者が過重労働で自殺したり、生活できる賃金を支払えない経営者は、会社を経営する資格がない。そんな経営者は直ちに退陣させて、御用組合ではない、まっとうな労働組合が会社の経営や運営に関わる体制が必要だ。まっとうな労働組合をつくる、まっとうな労働組合に加入することで、大企業の労働者をモノとしてしか扱わない現状を打ち破る闘いをつくろう」と呼びかけました。

「指導力不足教員研修を今すぐ中止しろ!集会に結集を」

教員関連労働組合の仲間は、「教育労働者への恫喝支配と自主退職に追い込む手口として使われてきた『指導力不足教員研修(ステップアップ研修)』制度に反対し、制度撤廃の闘いが大阪市から始まっている。3月29日、大阪市中央公会堂で18時30分から『指導力不足教員研修を今すぐ中止しろ!』集会が開催されるので、ぜひ結集を」と呼びかけました。

「共同行動が展開された」

約1時間の行動では、わざわざビラをもらいに来た市民は、「維新はあかん。松井・吉村を首にせなあかん。がんばってや」などと激励の言葉をもらうなど、京橋駅前を通行する人たちに、多いにアピールすることができました。ビラは250枚超を受け取ってもらい、署名は12筆を獲得するという成果をあげました。
この日は、同じ場所で、「遺伝子ワクチンを考える会」のみなさんが、新型コロナウイルスの実態やワクチンの安全性・利権などが記されたビラを配布していました。私たちと会は意見交換した結果、双方のビラを配布するという共同行動が展開されました。

「定期的な活動の継続が重要」

定期的な統一街宣の継続が重要です。大企業優位政策で労働者や中小零細事業者に犠牲を強い、改憲と戦争への道を突き進む「菅政権」「維新の会」打倒をめざして継続した行動を展開しましょう。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

ハーバービジネスオンライン
「関生事件」が揺るがす労働基本権
<労働裁判が働き手を素通りするとき> ココをクリック
関西生コン事件ニュースNo.52  ココをクリック

日刊深夜快速Vol.3551/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・前編~ ココをクリック

日刊深夜快速Vol.3558/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・後編~ ココをクリック

なぜ、いま戦後最大規模の刑事弾圧が労働組合に加えられているのか!?
641日勾留された武委員長が語る

「関西生コン事件」で逮捕された武建一委員長は今年5月29日、641日ぶりに保釈された。その1ヵ月後に収録されたロングインタビューをまとめた本が昨年12月10日発刊された。
・一連の事件は、なぜ起きたのか?
・関生支部とはどのような労働組合なのか?
・武建一という人物はいったい何者なのか?
そんな疑問に事実をもって答える1冊。ぜひ、お読みください。『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか
発行・旬報社、四六判218ページ、定価1500円+税
*全日建(全日本建設運輸連帯労働組合)にお申し込みいただければ頒価1500円(送料込み)でお届けします。多部数の場合はお問い合わせください。
お問い合わせ03-5820-0868
【目 次】
第1章 刑事弾圧
641日にもおよんだ勾留生活/なぜ私は逮捕されたのか/協同組合の変質/労組破壊に参加したレイシスト
第2章 「タコ部屋」の過酷労働
私の生い立ち/「練り屋」と呼ばれて/労働運動に目覚める/関生支部の誕生/初めての解雇
第3章 闘いの軌跡
万博不況とオイルショック/ヤクザと生コン/経済界が恐れる産業別労働運動
第4章 大同団結
安値乱売で「がけっぷち」/大阪広域協組の誕生/シャブコン/2005年の弾圧事件/ゼネスト決行/目指すべき場所
解題・安田浩一(ジャーナリスト)
皆様には御元気で御活躍のことと存じます。
この間、全国の多くの皆様より私たち関生支部に対する国家権力と大阪広域生コンクリート協同組合、差別排外主義者集団が一体となった攻撃をはね返す闘いに、多大な御支援をいただきまして誠にありがとうございます。
このたび、著書『大資本はなぜ私たちを恐れるのか』を昨年12月10日に発行する運びとなりました。
今日まで、私は、会社の雇ったヤクザに5回以上殺されかけたり、刑事事件をでっち上げられ前科5犯にさせられています。
1980年代には日経連の大槻文平会長(当時)から「関生型運動は資本主義の根幹に触れる」と言われ、国家権力とマスコミからは「生コンのドン」「金を企業からむしり取る」などとして「反社会的勢力」とレッテルを貼られています。
それはなぜか。歴史と今日を振り返り、事実を元に書かせていただいています。
是非、一読下さい。
心より愛をこめて
武 建一

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