菅たおせ!3.21大行進 改憲・戦争阻止!大行進、結成3周年集会&銀座デモ
「いのち守れ!オリンピックやめろ!辺野古埋めるな!戦争するな!」を掲げた「菅たおせ!3.21大行進」改憲・戦争阻止!大行進、結成3周年集会&銀座デモが3月21日、東京・日比谷野外音楽堂で開催され、500人を超える闘う仲間が結集しました。
「命を守るためのストライキ、高槻医療福祉労働組合」
集会は、ほらぐちともこ杉並区議会議員と石田真弓さんの司会で始まり、大行進呼びかけ人の森川文人弁護士が代表あいさつをしました。
「闘いのアピール」では、3.8国際婦人デー実行委員会の大谷京子さんの現場闘争の報告に続いて、高槻医療福祉労働組合の冨山玲子書記長から「命を守るための3.8ストライキを打ち抜いた闘い」が自信と確信に満ちあふれた元気ある報告がありました。都立病院独法化阻止の闘いの新井佳世子さん、福島から椎名千恵子さん、呼びかけ人で通信社OBの福島尚文さんが、現場の闘争報告と今後の闘争方針などの発言がされました。
「改憲・戦争反対の声をあげ、大行進運動を全国化しよう」
メインアピールでは、高山俊吉弁護士から「今こそ、改憲反対、戦争反対の声をあげることが重要だ。大行進運動を全国に発展させよう」と呼びかけました。
「仲間たちのストライキが関生弾圧への最大の支援」
カンパアピールが羽田低空飛行反対の稲生治子さんから提起されたあと、呼びかけ3労組から発言がありました。
全国金属機械労働組合・港合同の木下浩平執行委員は、「大阪都構想を粉砕した成果を確信に持ち、改憲・戦争を阻止する運動を仲間のみなさんと共に闘う」。
全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部の武谷書記次長は、関生支部弾圧への支援にお礼とこの間の成果と課題を報告し、「弾圧を粉砕し、勝利するまで闘かう」と引き続きの支援を要請したあと、「二和病院労働組合や高槻医療福祉労働組合、八尾北医療センター労組のストライキが、社会に失望している若者や労働者に希望を与えている。原理原則の闘いを見た労働者が、闘う労働組合に結集する情勢だ。また、この仲間たちのストライキが、関生支部弾圧への最大の支援となっていることに感謝する。闘う労働組合の結集と行動で、改憲や戦争を阻止することができる。労働組合が主導する社会づくりを目指して共に闘おう」。
国鉄千葉動力車労働組合の川崎書記長は「3月のダイヤ改正にストライキで挑んだ。国鉄分割民営化攻撃をはね返す国鉄闘争の勝利決着が具体化しつつある。闘う労働組合のネットワーク拡大で大行進運動を発展させ、改憲・戦争を阻止しよう」。
「反戦・反基地闘争報告」
反戦反基地闘争では、三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原富夫さんが「3.28芝山現地闘争」を訴えました。沖縄の和田邦子さん、木更津、横田からは、それぞれの現場の闘争報告と今後の闘争方針が示されました。
「民衆闘争は必ず勝利する」
闘うミャンマー人民からは、在日ミャンマー人の女性が、国軍のクーデターに抗議する人民の弾圧・虐殺を弾劾したあと、「民衆闘争は必ず勝利する。日本のみなさんの力を貸して欲しい」と訴えがありました。続いて、星野闘争・狩野満男さん、全国水平同盟、全学連の代表者からアピールがありました。
「雨天でも市民に注目を浴びたデモ行進」
呼びかけ人の野本三吉さんが集会のまとめを提起したあと、ほらぐちともこ杉並区議会議員から行動提起があり、デモ行進。
日比谷公園を出発し、東電本社前から銀座を行進するデモは、多くの旗や幟がはためき、太鼓やサウンドのリズムとシュプレヒコールで挑みました。激しい雨が降るなかでも、周辺を通行する市民らから注目を浴びたデモ行進となりました。最終地点のJR東京駅近くの公園で「団結がんばろう」を唱和してお開きとなりました。
第2回検証シンポジウム
4/18大阪はオンライン開催に変更します
12日午前、「関西生コンを支援する会」は事務局会議を開き、大阪、兵庫を中心に急増するコロナ感染状況に鑑みて、4月17~18日の第2回検証シンポジウム「関西生コン事件のこれからを考える」は、東京は予定通り4月17日13:30から連合会館2階大会議室で開催しますが、4月18日の大阪については、PLP会館での開催を取りやめ、代わりに「オンライン配信」方式で実施することを決めました。
「関西生コンを支援する会」sien.kansai@gmail.com宛てにメールでお申し込みいただいた方には、「オンライン配信」のアドレスを事前にご連絡しますので、そのアドレスからご視聴くださるようお願いします。
いまのところプログラムに変更はありませんが、状況によっては一部変更もありうることをご了承ください。
なお、4月18日はPLP会館にお越しいただいても会場は使用していません。お間違えないようお願いします。
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF
「関生事件」が揺るがす労働基本権
<労働裁判が働き手を素通りするとき> ココをクリック
日刊深夜快速Vol.3551/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・前編~ ココをクリック
日刊深夜快速Vol.3558/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・後編~ ココをクリック
641日勾留された武委員長が語る
「関西生コン事件」で逮捕された武建一委員長は今年5月29日、641日ぶりに保釈された。その1ヵ月後に収録されたロングインタビューをまとめた本が昨年12月10日発刊された。
・一連の事件は、なぜ起きたのか?
・関生支部とはどのような労働組合なのか?
・武建一という人物はいったい何者なのか?
そんな疑問に事実をもって答える1冊。ぜひ、お読みください。『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』
発行・旬報社、四六判218ページ、定価1500円+税
*全日建(全日本建設運輸連帯労働組合)にお申し込みいただければ頒価1500円(送料込み)でお届けします。多部数の場合はお問い合わせください。
お問い合わせ03-5820-0868
【目 次】
第1章 刑事弾圧
641日にもおよんだ勾留生活/なぜ私は逮捕されたのか/協同組合の変質/労組破壊に参加したレイシスト
第2章 「タコ部屋」の過酷労働
私の生い立ち/「練り屋」と呼ばれて/労働運動に目覚める/関生支部の誕生/初めての解雇
第3章 闘いの軌跡
万博不況とオイルショック/ヤクザと生コン/経済界が恐れる産業別労働運動
第4章 大同団結
安値乱売で「がけっぷち」/大阪広域協組の誕生/シャブコン/2005年の弾圧事件/ゼネスト決行/目指すべき場所
解題・安田浩一(ジャーナリスト)
皆様には御元気で御活躍のことと存じます。
この間、全国の多くの皆様より私たち関生支部に対する国家権力と大阪広域生コンクリート協同組合、差別排外主義者集団が一体となった攻撃をはね返す闘いに、多大な御支援をいただきまして誠にありがとうございます。
このたび、著書『大資本はなぜ私たちを恐れるのか』を昨年12月10日に発行する運びとなりました。
今日まで、私は、会社の雇ったヤクザに5回以上殺されかけたり、刑事事件をでっち上げられ前科5犯にさせられています。
1980年代には日経連の大槻文平会長(当時)から「関生型運動は資本主義の根幹に触れる」と言われ、国家権力とマスコミからは「生コンのドン」「金を企業からむしり取る」などとして「反社会的勢力」とレッテルを貼られています。
それはなぜか。歴史と今日を振り返り、事実を元に書かせていただいています。
是非、一読下さい。
心より愛をこめて
武 建一
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