国鉄闘争全国運動7.14全国集会

「1047名解雇撤回!井手・深澤を法廷へ」「関生支部弾圧粉砕!港合同選別解雇攻撃を打ち破ろう!」「戦争に突き進む岸田政権を倒せ!」「ガザ虐殺許すな!世界の労働者の力で戦争を止めよう!」を掲げた「国鉄闘争全国運動7.14全国集会」が7月14日、東京・曳舟文化センター大ホールで開催され、620名の闘う労働者・市民・学生が結集しました。

「本集会を通じて明日から新たな闘いを築こう!」

動労総連合水戸・照沼さんと動労千葉・渡辺書記長の司会で集会は開会。国鉄闘争全国運動よびかけ人の金元重さんが開会挨拶。金元重さんは、動労千葉をはじめとする解雇者を含めた仲間の国鉄闘争の火を消すな!とスタートした国鉄闘争全国運動の結成から今日までの闘いを振り返りました。そして、「全国運動は15年目を迎える。戦争情勢なか本日の集会を通じて明日から新たな闘いを築こう!」と行動を提起しました。

「国鉄闘争に完全勝利するまで闘う」

改憲・戦争阻止!大行進の高山弁護士と三里塚芝山連合空港反対同盟の市東さんから連帯挨拶に続いて、動労千葉・関委員長の基調報告。関委員長は、沖縄での少女暴行事件を厳しく弾劾したあと「❶戦争国家化・連合問題。❷労働法制解体・新しい集団的労使関係。❸JR東日本が先導している攻撃」などを情勢を交え詳細にわたり問題提起しました。続いて、旭非正規職支会の仲間の9年間の闘いで解雇撤回と職場復帰を勝ち取ったことを讃えて、全体で確認。1047名解雇撤回・国鉄闘争勝利、関生支部弾圧・港合同への労組解体攻撃粉砕、8.6ヒロシマ暴処法弾圧粉砕を訴え、最後に、「11.3労働者総決起集会に6000人の結集を勝ち取ろう!」と行動提起して基調報告を締めくくりました。

「解雇撤回・現職復帰、勝利するまで闘う」

港合同昌一金属支部の木下委員長、西岡副委員長、大塚書記長が登壇して昌一金属闘争の特別報告。木下委員長は、全国の仲間に昌一金属闘争への支援にお礼を述べたあと、昌一金属社の民事再生を利用した那須電機鉄工社の労働組合潰し、組合役員選別解雇に対して、全港湾大阪支部・関生支部・関西労組交流センターの共闘による4月11日から始まった現場行動や、全国の仲間の支援による那須電機鉄工・東京本社への抗議行動・デモ行進、株主総会抗議行動を報告しました。そして、破産を脅しに使う那須社とそれに加担している裁判所を厳しく糾弾しました。ウクライナやガザなどの戦争情勢に触れたあと最後に、木下委員長は「那須電機鉄工社の中曽根の国鉄分割民営化攻撃、労働組合解体攻撃に倣った労組潰しを許さず、解雇撤回・現職復帰、勝利するまで闘う!」と決意表明し、引き続きの支援を要請しました。

「京都事件・湯川委員長への懲役10年の求刑を粉砕する」

関生支部の武谷副委員長は、この間の関生弾圧支援のお礼を述べたあと、昌一金属闘争と8.6ヒロシマ弾圧に触れました。そして、京都3事件の論告求刑で検察側が、湯川委員長らに懲役10年の求刑を出したことを厳しく弾劾しました。検察の論告求刑のポイントを話したあと「湯川委員長の大津実刑判決、京都事件懲役10年の求刑を粉砕し、大津事件控訴審、加茂生コン事件差し戻し審の無罪を勝ち取るために全力をつくす」と決意表明。最後に「労働組合潰しは戦争への道だ。関生支部は、産別運動を拡大して戦争を止める」と行動提起しました。

「国鉄闘争・JR闘争の現場報告」

国鉄1047名解雇撤回闘争を動労千葉の中村副委員長と弁護団が報告。ローカル線廃線化との闘いとして、久留里と地域を守る会の都築さんと動労総連合新潟の杉野委員長が報告。JR合理化・再編攻撃との闘いを、動労千葉の北村執行委員と動労東京環境アクセス支部の宮本さんが報告しました。

「韓国鉄道労組ソウル地方本部の闘争報告」

東京交通労組の大木さんのカンパアピールに続いて、韓国鉄道労組ソウル地方本部の仲間が登壇。カン・ジョンナム本部長、シン・ピルヨン組織局長、ソ・ヨンピン組織局長、キム・ソンス労働安全局長から韓国鉄道労組の闘いが報告されました。

「現場の闘争報告と闘争方針」

8.6ヒロシマ大行動実行委員会の宮原さんの特別報告に続いて、改憲・戦争阻止!大行進・沖縄の赤嶺さん、自治労越谷市職員労組の斎藤さん、日教組奈良市の増田書記長、一陽会の坪井委員長、全学連の代表者が反戦現場や労働現場の闘争報告と今後の闘争方針を示しました。

「11.3労働者総決起集会に6000人の結集を」

動労千葉の佐藤副委員長が「武器見本市『DSEJAPAN2025』阻止に向けたアピール」を提起しました。国鉄闘争全国運動よびかけ人の山本さんは、集会決議「港合同昌一金属支部への選別不当解雇撤回、関生支部・湯川委員長への10年求刑を許すな、11.3日比谷野音に6千人の結集を!」を提案、満場一致で決議されました。本集会のまとめを国鉄闘争全国運動よびかけ人・札幌学院大教授の浅川さんが提起。最後に、動労千葉・渡辺書記長がリードする「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して集会は幕を閉じました。
「1047名解雇撤回!国鉄闘争勝利!」「関生支部弾圧粉砕!港合同昌一金属闘争、選別解雇攻撃粉砕!」「戦争に突き進む岸田政権打倒!」「世界の労働者の力で戦争を止めよう!」

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ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック

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