中央コンクリート闘争、東淀川区役所前での宣伝活動
不当労働行為企業と労働委員会から認定された「中央コンクリート社」を周知するため、東淀川区役所前で「中央コンクリート社の不当労働行為を労働委員会が認定」を掲げた情宣活動を展開しました。
「中央コンクリート社は、労委命令を履行しろ」
大阪市東淀川区前で、中央コンクリート社の不当労働行為糾弾の宣伝活動を展開しました。昌一金属支部の副委員長と書記長が横断幕を掲げた東淀川区役所前の歩行者道路では、武谷副委員長がマイクを握り、中央コンクリート社が労働組合法に違反している不当労働行為の事実や、大阪府労働委員会から労働組合法に違反している「不当労働行為企業」に認定され、救済命令が出されたのに、その命令を履行しない態度に終始していること、大阪広域生コン協組の関生支部潰しが背景にあることなどを整然と訴えました。
横断幕を掲げた歩行者道路では、関西労組交流センターの仲間が通行中の会社員や市民らにビラを配布しました。
「ビラを受け取った市民らから激励卯があった」
関生支部・機関紙部が作成した「中央コンクリート闘争ニュース」ビラは、東淀川区役所前を行き交う会社員や市民らは快く受け取ってくれました。
区役所前を通行するミキサードライバから手を振ったり、クラクションを鳴らすなどの激励がありました。
ビラを受け取った女性や男性の市民から「労働組合か、がんばれよ!」「応援してるよ!」などと激励があったのが印象的でした。
午前9時ころから約1時間の行動でしたが、関生支部の訴えに、東淀川区役所前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、53枚の配布でした。引き続き、街頭での宣伝活動を展開します。
「労働委員会が不当労働行為を認定し、救済命令を出した」
中央コンクリート株式会社(大阪市東淀川区菅原)が、関生支部が申し入れた団体交渉を拒否したことから、大阪府労働委員会に不当労働行為救済申立をした事件で、大阪府労働委員会は2024年2月6日付けで、中央コンクリート社の不当労働行為(断固拒否)を認定し、救済命令を出しました。
「大阪広域生コン協組の関生潰しに加担した」
中央コンクリート社は、関生支部と長年の労使関係にある会社であり、一面共闘(協同組合運動など)に協力してきた会社でした。
2018年から始まった大阪広域生コン協組の関生潰し。中央コンクリート社は、大阪広域生コン協組の執行部から圧力をかけられ、関生支部潰しに協力させられたという背景があります。
「団体交渉を開催する義務がある」
大阪広域生コン協組の関生潰しの背景があったとしても、中央コンクリート社は大阪府労働委員会から労働組合法違反の不当労働行為に認定されてことを真摯に受けとめ、関生支部と組合員に謝罪し、速やかに団体交渉を開催する義務があります。
「不当労働行為企業の集まりが大阪広域生コン協組」
本事件は、関生支部の役員らの奮闘によって、中央コンクリート社の不当労働行為認定を勝ち取りました。また、2024年2月2日付けでコーシンコーポレーション・山政生コン社が大阪府労働委員会から不当労働行為(支配介入)と認定されるなど、大阪広域生コン協組に加盟している企業が、続々(ナニワ生コン、藤原生コン運送、五一、タイコー)と労働組合法違反の不当労働行為に認定されています。
「大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する」
関生支部は、中央コンクリート社をはじめ大阪広域生コン協組に加盟している不当労働行為企業が、関生支部に謝罪し、労働委員会の救済命令を履行するまで闘います。
労働委員会の救済命令を武器に、大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する行動に立ちます。
国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査報告書が示した課題(その3)-労働の権利
国連「ビジネスと人権」に関する作業部会(以下、作業部会)が5月28日に国連のウェブサイトに公表した訪日調査報告書の内容を紹介するシリーズ「その3」では、「テーマ別懸念事項」でとりあげられた「労働の権利」として3つの課題に関して焦点をあてます。詳しくはココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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