韓国建設労組訪日団来る!
日時:9月21日(土)18:30~
場所:田中機械ホール
日本では関生支部が「反社」として扱われて、延べ89名が逮捕される大弾圧が行われた。
韓国では、建設労組がユン・ソニョル大統領に「建暴」と名指しでレッテルを貼られ、弾圧の嵐が吹き荒れている。
韓国建設労組訪日団を迎え、共に声を上げよう。
日韓労働者は交流を深め、両国における大弾圧を跳ね返そう!
主催:日韓建設労働者共同闘争委員会
連絡先:全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
大阪市西区川口2-4-28
06-6583-5546((担当:平田・松尾)
関生支部の産業別労働運動⑰
「関生支部の活動に対する警察権力の弾圧」
関生支部の産業別労働組合としての本来的な活動は、大企業の経済上の優位性を突き崩す効果をもつものです。これに対し、大企業のみならず警察権力も関生支部の弾圧にまわったのです。以下、主な弾圧事件を列挙します。
「阪南協事件」
1980年9月、大阪府警本部は、400人の機動隊を導入して関生支部事務所その他を捜査しました。被疑事実は、大阪兵庫生コン工業組合および生コン関連経営者連盟との間で締結した「年間104日休日協定」の履行違反に対する労働組合の抗議行動が「暴力、威力業務妨害、恐喝」にあたるというものでした。以後、1983年1月までに19件の事件で、83名が逮捕され、当時の委員長と執行委員の2名が起訴されました。
この捜査・逮捕・起訴は、関生支部が生コン業者の協同組合と連携が始まった後の時期に行われました。この間の1981年6月11日付け「コンクリート工業新聞」に「組合運動の範囲を超えた組合があって、セメントの不買なども行われており、こうした動きは十分注意しなければならない」との日本経営者団体連盟・大槻文平会長の談話が掲載され、同年9月には、セメント協会の「合同対策委員会」設置と連動して、右翼団体に籍をおく坂上登永菱工業代表などが「民主化グループ」を自称し、労働組合と連携する姿勢をとっている大阪兵庫工業組合の執行部批判を開始し、1982年7月には、工業組合の武藤元理事長ほかが逮捕されるという事態になりました。
「大谷生コン・旭光コンクリート事件」
2005年1月13日未明、大阪府警は、関生支部に乗り込み、当時の委員長ら4名を逮捕しました。その様子はテレビで放映され、新聞は「生コン業界のドン逮捕」、「生コン組合、恐怖で支配」などと大見出しをつけて報道しました。
これらの報道姿勢は、産業別労働組合の活動の歴史的な経過、憲法や労組法の意義、生コン産業の経営者と労働者の置かれた状況、関生支部など労働組合と生コン協同組合の連携の重要性を顧みない皮相な認識に基づくものであり、憲法で保障されている労働基本権があたかも恐怖支配の道具に使われているイメージを一般市民に醸成する極めて悪質なものというほかありません。警察権力と報道機関とのこのような「連携」は、2018年9月18日の大阪府警による関生支部執行委員の逮捕の報道の際にも繰り返されています。
その後、2007年5月まで5次にわたって、「強要未遂」「威力業務妨害」「背任」「政治資金規正法違反」の被疑事実で捜査、逮捕を繰り返しました。検察・裁判所は保釈を認めず、当時の委員長は1年2ヵ月、他の組合役員も3人が11ヵ月、2人が9ヵ月、1人が3ヵ月も勾留されました。
逮捕の背景には2005年から本格的な生コン価格の値戻しに入るという状況があったのです。
「斉藤建材事件」
2007年5月8日、湯川執行委員(当時)ら4名が逮捕されました。被疑事実は、同年3月1日、湯川執行委員らがかねて争議中の株式会社斉藤建材(大阪府高槻市)を訪れて団体交渉を申し入れた際、暴力行為をふるって傷害を負わせ、窃盗を働いたというものでした。
ことの発端は、2005年1月15日、斉藤建材とその専属輸送会社である有限会社バニッシュが山口組系暴力団との関係を公言する者をバニッシュの代表取締役に就任させたことから始まります。同代表者は、「わしが社長や。お前ら出て行け」「殺したろか」などと関生支部役員らに暴言を吐きました。斎藤社長らは、「会社を辞めるか組合を辞めるか」との組合脱退を迫り、これを拒否した組合員を懲戒解雇としたのです。
2007年6月12日には、大阪府労働委員会が斉藤建材の不当労働行為を認定し、2008年9月、会社の代表者が関生支部に謝罪しました。
日にち:2024年10月19日 土曜日
時 間:13:30受付 14:00~
場 所:国鉄労働会館
(東京都港区新橋5丁目15-5)
主 催:連帯ユニオン関西地区生コン支部
共 催:連帯ユニオン関東支部
労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪
労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会
労働組合つぶしを許さない兵庫の会
お問合せ:連帯ユニオン関西地区生コン支部 06-6583-5546
PDFデータココをクリック
医師不足の日本、公的医療はどこへ行くのか
日本を外から学ぶ学習会
医療は社会権規約が定める「人権問題」です
日にち:9月21日(土)
日本時間:19:00~21:30
英国時間:11:00~13:00
⚫ZOOM開催
⚫参加できない方も後日録画の
視聴が可能です
講師
本田 宏 (NPO医療制度研究会 理事長)
藤田 早苗 (エセックス大学 ヒューマンライツ
センター フェロー)
お申し込み・詳細確認はココをクリック またはQRコードから
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
第3回 人権問題シンポジウム開催決定!
講 師:上林 惠理子弁護士
テーマ:「在留資格なくしてひとにあらず ~ワタシタチハニンゲンダ~」
日 時:2024年9月20日(金) 18:30~20:00
場 所:エルおおさか南館10階101号室
資料代:500円
国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査報告書が示した課題(その3)-労働の権利
国連「ビジネスと人権」に関する作業部会(以下、作業部会)が5月28日に国連のウェブサイトに公表した訪日調査報告書の内容を紹介するシリーズ「その3」では、「テーマ別懸念事項」でとりあげられた「労働の権利」として3つの課題に関して焦点をあてます。詳しくはココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
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