梅田反戦デモ

改憲・戦争阻止!大行進・関西が主催する「梅田反戦デモ」が12月25日、豊崎西公園で開催され、70人超の闘う労働者が結集しました。連帯ユニオンからは、関西地区生コン支部が参加しました。

「戦争だけは絶対に止めなければならない!」

司会の西納さんが「今年6回目の梅田反戦デモに結集した仲間に感謝する。岸田の戦争政策を労働者の団結と行動で止めよう!」と開会宣言。続いて、西納さんから基調が提起されました(抜粋)。「岸田政権は安保3文書と『5年で43兆円』の大軍拡予算を強行し、『敵基地攻撃能力』を『反撃能力』と称して先制攻撃を正当化し、憲法9条の息の根を止めて、再び侵略戦争に突入することを宣言した。戦争だけは絶対に止めなければならない!世界中の労働者民衆が生存と未来をかけて立ち上がっている。戦争を本気で始めようとするこの国の内側から、共に反戦の闘いに立ち上がることを呼びかける」と戦争絶対反対に立ち上がることを訴えました。そして「戦争に向けて、成田空港を軍事空港に転用し、反対する農民の闘いを暴力でつぶそうとする攻撃を打ち破るためのに、三里塚に駆けつけ闘おう!来年4月の統一地方選挙で高槻市議選勝利に向かって、高槻医療福祉労組の村山ゆう子委員長を先頭に地域まるごとを組織する闘いが始まっている。戦争に向けて、闘う労働組合を叩きつぶそうとする関生弾圧を打ち破ろう!元旦行動、堺市行動に結集しよう!」と行動を提起しました。

「この1年間の闘争報告と今後の闘争方針」

連帯アピールでは、改憲・戦争阻止!大行進・関西の木下共同代表、八尾北医療センター労働組合の代表者、高槻医療福祉労働組合の村山委員長、全学連の代表者から、職場の闘い、クアッド・安倍国葬粉砕の闘い、地域・差別との闘いなど、この1年間の闘いの報告と今後の闘争方針が示されました。
最後に、西納さんのリードで「団結ガンバロー」を参加者全員が唱和して、デモ行進に挑みました。

「若者から注目を浴びたデモ行進」

豊崎西公園から梅田ヘップ前までのデモ行進は、旗や幟がはためき、太鼓と鉦の軽快なリズムと元気いいデモコールに、梅田の繁華街を行き交う市民らから注目を浴びました。クリスマスの梅田周辺では、女性や男性の若者が、デモをスマホで撮影したり、太鼓と鉦のリズムに合わせて踊る姿が印象的でした。解散地点で「団結ガンバロー」を全員で唱和してお開きとなりました。
労働者・市民の団結と行動で、戦争・改憲を阻止しましょう!戦争政策を強行する岸田政権を打倒しましょう!

3月は3月2日に大津1次事件、3月6日には和歌山事件でそれぞれ判決が言い渡されます。判決を見据え、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない2・18全国アクション」を2月18日、13時30分より豊崎西公園で開催します。お時間のある方はぜひご参集ください。

 

 

 

 

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

お問い合わせはコチラ ココをクリック

関西生コン事件ニュース No.83  ココをクリック   
関西生コン事件ニュース No.82  ココをクリック
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
ココをクリック
関連記事 ココをクリック

賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

amazonで購入できます。 ココをクリック