JR天満駅・大阪市北区役所での宣伝行動 / ナニワ生コン闘争

不当労働行為企業と労働委員会から認定された「ナニワ生コン社・浪速建資産業社」を周知するため、連帯ユニオン関生支部・大阪Bブロックは12月25日、JR天満駅・大阪市北区役所前で「ナニワ生コン社・浪速建資産業社の不当労働行為を労働委員会が認定」を掲げた情宣活動を展開しました。

「労働組合法違反のナニワ生コン・浪速建資産業糾弾」

JR天満駅・大阪市北区役所前の歩行者道路では、武谷副委員長が右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げて、ナニワ生コン社・浪速建資産業社が労働組合法に違反している不当労働行為の事実や、大阪府労働委員会から労働組合法違反の「不当労働行為企業」に認定され、救済命令が出されたのに、その命令を履行しない態度に終始していること、大阪広域生コン協組の関生支部潰しが背景にあることを訴えました。

「関生権力弾圧、3件11名の無罪が確定」

関生弾圧では、3件の無罪が出されたこと。MBS映像’24の「労組と弾圧・関再生コン事件を考える」という番組が放映されたこと。関東圏でもTBSが「労組と弾圧・関生支部弾圧事件を考える」が訪英されたこと。東京新聞のこちら特捜部に記事となったこと。You Tubeでは「デモクラシータイムス」で取り上げられたことなどを話し、「関生支部弾圧事件を知って欲しい」などを訴えました。
そして、京都3事件の検察による関生委員長らへの「求刑、懲役10年」を厳しく非難し、正当な組合活動を犯罪にすることを許すことはできない、無罪判決を勝ち取るために全力をつくす!市民のみなさんも声をあげて欲しい!と訴えました。
JR天満駅・大阪市北区役所前の歩行者道路では、昌一金属支部の委員長と関西労組交流センターの仲間が横断幕を掲げ、通行中の会社員や市民らにビラを配布しました。

「複数の市民がビラを受け取った」

関生支部・機関紙部が作成した「ナニワ生コン闘争ニュース」ビラは、JR天満駅・大阪市北区役所前を行き交う会社員や市民らは快く受け取ってくれました。
ビラを受け取った女性や男性市民から「寒い中、ご苦労さま!」「がんばって下さい!」「応援しているよ!」などと激励があったのが印象的でした。
午前10時ころから約1時間の行動でしたが、関生支部の訴えに、JR天満駅・大阪市北区役所前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、41枚の配布でした。引き続き、街頭での宣伝活動を展開します。

※ナニワ生コン闘争
ナニワ生コン社・浪速建資産業社(ナニワ生コングループ)が、大阪府労働委員会から「不当労働行為」と認定され、団体交渉応諾と謝罪文の手交が命じられました。

「府労委がナニワ生コングループの不当労働行為を認定し、命令を出した」

大阪府労働委員会は、令和6(2024)年7月19日付けで、ナニワ生コン社・浪速建資産業社に対し、下記の命令書を出しました。
1.被申立人ナニワ生コン株式会社及び同浪速建資産業株式会社は、申立人が令和5年8月9日付けで申し入れた団体交渉に応じなければならない。
2.被申立人ナニワ生コン株式会社は、申立人に対し、下記の文書を速やかに交付しなければならない。

○○年○○月○○日

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長 湯川裕司様

ナニワ生コン株式会社
代表取締役 藤中昌則

当社が、貴組合から令和5年8月9日付けで申し入れのあった団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。

3.被申立人浪速建資産業株式会社は、申立人に対し、下記の文書を速やかに交付しなければならない。

○○年○○月○○日

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長 湯川裕司様

浪速建資産業株式会社
代表取締役 藤中昌則

当社が、貴組合から令和5年8月9日付けで申し入れのあった団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。

「3度目の不当労働行為が認定されたナニワ生コングループ」

ナニワ生コン社・浪速建資産業社(ナニワ生コングループ)は、2020年9月25日と2023年8月18日にも、大阪府労働委員会から「不当労働行為」が認定されており、今回で3度目の不当労働行為が認定されました。

「懲りない藤中昌則社長」

労働委員会から3度も不当労働行為が認定されるという懲りないナニワ生コングループの代表取締役・藤中昌則氏。
関生支部は、ナニワ生コン・浪速建資産業闘争に勝利するまで闘います。労働者・市民の皆さんには、ご支援くださるようお願いします。

加茂生コン事件差し戻し審 無罪判決をを求める署名のよびかけ
加茂生コン事件差し戻し審完全無罪判決を獲得するべく、12月17日から新たに加茂生コン事件署名活動がスタートしました。
京都事件については団体署名でしたが、加茂生コン事件については各地の要望をふまえて個人と団体の2種類の署名活動に取り組むことになりました。
「関西生コンを支援する会」は、署名活動用に加茂生コン事件とはなにかを描いたニュース号外(漫画新聞)を発行しています。
提 出 先:大阪高等裁判所第3刑事部
署名の種類:団体署名と個人署名の2種類
署名用紙は、団体署名 ココをクリック  個人署名 ココをクリック
集約と提出:第1次集約  1月末日
      第2次集役    2月末日
      最終週役      3月末日

送 り 先:〒101ー0062
      東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
      フォーラム平和・人権・環境気付
      関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
      TEL:03ー5289ー8222
関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者
【竹信三恵子のホントの話】

デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

2025年1月はありません
関西生コン事件ニュース 109(加茂生コン事件、判決は来年4/17 12/19大阪高裁差し戻し審が即日結審) ココをクリック
関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック