関生支部への不当な刑事弾圧をめぐり3月25日、大津地裁で公判が開かれました。本日の公判も前回から引き続き、検察側の証人尋問です。

「武委員長の助言で圧送料金引き上がった」

一人目の証人は、圧送(ポンプ)協同組合の理事です。主尋問で証人は、「1998年ころは、過当競争により低価格であったことから、武委員長に相談し、大阪生コンクリート圧送協同組合が設立。その後、大圧協だけで価格が上がってきたが、ゼネコンからの圧力があったため、他府県の業者も含めた協同組合として近畿生コン圧送協同組合に発展した」と証言。
反対尋問で証人は、弁護人からの質問「協同組合と労働組合が協力してゼネコンから、適正な値段の収受を求めることを進めていこう」という供述内容を認めました。
また、「労働者の条件をあげること。退職金制度などもつくるなど労働条件の改善・確保のために適正な価格を獲得する」「春闘では、圧送労組と経営者会で決めた内容は労働組合がない企業にも適用された」と証言するなど産業別労働運動の成果を証言したのです。
他方で、「あなたが脱退したのは、連帯と大阪広域協組のことがあったからでは」との弁護人の質問に証人は、「遠因にはあった。それはロケーションがあったというのは事実」と証言しています。
最後に、「武委員長の助言を受けて、価格はどれくらい上がりましたか」との弁護人の質問に対して証人は、「当時㎥/500円くらいだった。平均600円から700円。今は、1,400円になった」と労働組合と協力して得た成果を証言しました。

「関生支部に協力していただいた」

次に二人目の証人尋問。圧送業者の代表取締役です。
主尋問で検察官の「工事中、第1期工事では連帯からの妨害はあったか」の質問に証人は「当社には、ありませんでした」と証言。
反対尋問では、「近圧協祖に加入して、あなたの会社の業績は伸びたか」との弁護人の質問に証人は「はい」と答えたのです。「業績が伸びたのは関生支部の役員さんのおかげと調書に書いているが、その認識があることは間違いないか」との弁護人の質問に証人は「協組加入にあたって、協力していただいたのは間違いない」と労働組合と協同組合の協力によって会社の業績が伸びたことを証言しました。
最後に「平成30年8月16日の調書の中で、関生支部の役員さんからの電話に対して、うちはポンプ出していませんと答えたとなっていますが、記憶はありますか」との弁護人の質問に証人は「ありません」と証言しています。

「関生支部の産業別運動の成果」

今回の公判は、相変わらず、検察側の描くストーリーを証言していたところはありますが、中小企業が協同組合に結集し、労働組合と協力して適正な価格を求めた結果、大きな成果があがった事実が具体的に述べられたことが特徴的です。
また、関生支部の産業別運動の成果として「春闘では、労組と経営者団体が協議して決定したことは、労働組合のない企業の従業員にも適用される」ことを実際の経営者からの証言がありました。これは、関生支部が展開する産別運動の正当性・優位性が確認された証左です。
今回の公判では、関生支部の産業別労働運動の正しさを改めて確認することができました。警察・検察・裁判所がおこなう、中小企業と労働組合が協力して、大企業の収奪を許さない運動つぶしを粉砕し、不当に長期勾留されている仲間を奪還するまで闘いましょう。
ハーバービジネスオンライン
相次ぐ労働組合員の逮捕。「関生以外の組合にも弾圧が及びかねない」と弁護士も危惧

相次ぐ労働組合員の逮捕。「関生以外の組合にも弾圧が及びかねない」と弁護士も危惧

滋賀 湖東協事件(恐喝未遂事件)
第16回 公判
日時:2019年5月8日 10:00~17:00
第17回 公判
日時:2019年5月9日 10:00~17:00
第18回 公判
日時:2019年5月21日 10:00~17:00
場所:大津地方裁判所

大阪 威力業務妨害事件
第2回 公判
日時:2019年5月15日 10:00~
場所:大阪地方裁判所 大法廷 201
滋賀 大津協事件(威力業務妨害)
第3回 公判
日時:2019年5月23日 10:00~17:00
第4回 公判
日時:2019年5月28日 10:00~17:00
場所:大津地方裁判所


「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
PDF

署名のお願い
滋賀県警本部長あて〈団体署名〉PDF
大津地方裁判所長あて〈団体署名〉PDF
大津地方裁判所長あて〈個人署名〉PDF
◆署名の理由PDF
大阪府警本部長あて〈団体署名〉PDF
大阪地方裁判所長あて〈団体署名〉PDF
大阪地方裁判所長あて〈個人署名〉PDF
◆署名の理由PDF
※PDFのところをクリックしていただき署名用紙をダウンロードしてください。
●署名の集約
第1次集約 3月末日(4月中旬提出)
第2次集約 4月末日(5月中旬提出)
第3次集約 5月末日(6月中旬提出)
●署名の送り先
〒111-0051
東京都台東区蔵前3-6-7 蔵前イセキビル4F
全日本建設運輸連帯労働組合中央本部
●電話番号:03-5820-0868

好評販売中!
ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
アマゾンでも購入することができます。
こちらから