「滋賀県警による組合員の不当逮捕に抗議する」

滋賀県警組織犯罪対策課は2019年8月20日、連帯ユニオン関西地区生コン支部のY副委員長を威力業務妨害と事件をでっち上げ不当に逮捕した。
この、滋賀県警・大津地検・大津地裁が連携する「労働組合つぶしの権力弾圧」に対して、関生支部は満腔の怒りをもって抗議する。
これは、本年6月18日の滋賀県警による組合員の逮捕をめぐり、主導的な役割をしたとして逮捕されたものである。
Y副委員長は、県警・検察が描くストーリーの「事件現場」にはいなかったにもかかわらず、組合員と共謀して建設現場に対する嫌がらせの「主導的」な役割をしたことを理由に逮捕された。まさに「共謀罪」の適用に他ならない。
労働組合つぶしを画策する警察、そして、その警察の暴走をチェックする機能を果たさない裁判所を、関生支部は強い怒りを持って弾劾・糾弾する。

また、産経新聞の朝刊(2019年8月20日付社会面)には、逮捕前に記事が掲載されており、権力がマスメディアを使ったキャンペーンを展開。マスコミなどの報道は、検証もおこなわずに、警察発表をそのまま載せるという行為を続けるなど、権力とマスコミの癒着構造には、あきれるばかりである。
この不当弾圧に対して、関生支部の組合員全員が抗議の声をあげ、不当逮捕された仲間を奪還するために闘います。

正社員化要求したら「強要未遂」!?
「関西生コン事件」に見る労働三権の危機

ハーバービジネスオンライン PDF

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
PDF

好評販売中!
ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
アマゾンでも購入することができます。
こちらから