「大阪兵庫工組の時短推進についての取り組み経過」

大阪兵庫工組は95年9月20日に第1回時短推進委員会を開催し、次の基本方針を決定して具体的な活動に取り組んできた。
(1)労働時間短縮に関する基本態度について
96年3月31日までに、各工組・協組・組合員企業での完全な労働時間週40時間制を確立することを基本とする全生工組連の方針に基づき、計画的・段階的に取り組む。
(2)取り組みの経過
労働時間短縮推進のための実態調査の実施―全生工組連の「労働時間短縮のための実態調査 (案)」に基づき、大阪兵庫工組の調査内容を決定。95年11月10日に調査を完了。96 年1月31日、「経営者セミナー」として時短説明会を実施した。
この「経営者セミナー」で大阪兵庫工組の里理事長は、「時短推進の2つの目的」を以下のように指摘した。
「このたびの労働時間短縮事業の目的は2つあると思います。ひとつは、雇用問題。終身雇用が過去のものとなっていて、高齢化社会を迎えている。従って、中長期的には若年の労働者が不足してくる。今後若者は就職先を自由に選択できる時代になると思う。企業としてはどうしてもそれにあわせて変革していかなければならない。生コンにおいては、キツイ、キタナイ、キケンという3Kから脱出して労働時間の短縮をはからなければならない。もうひとつは、人と時間の有効利用によって、コストアップを防いで経営体質を強化していくことではないかと思う」。(「経営者セミナー」挨拶から抜粋)

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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9・25

労働組合つぶしの
大弾圧を許さない

座り込み集会

日時:9月25日(水)8:30~16:00
場所:大阪地方裁判所前公園(西天満若松浜公園)

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