米国6月19日「国際港湾倉庫組合」(ILWU)ストライキ
「Black Lives Matter」「ジョージ・フロイド殺害抗議」に連帯
アメリカでは、6月19日をジューンティーンス(英語: Juneteenth)と呼び、1865年に奴隷解放を最後に受け入れたテキサス州が奴隷解放宣言を読み上げ、真の奴隷解放が実現した歴史的な記念日である。例年、アメリカ各地で奴隷解放を祝う行事が行われているが、今年は5月25日にミネアポリス警察官により殺害されたジョージ・フロイド氏の事件に端を発した抗議活動が拡大し、6月19日には3万8千人の労働組合の造船所労働者が、米国の太平洋岸の29の全ての港とカナダの6つの港を閉鎖するストライキに発展した。
主にアフリカ系の人々で構成され、1930年代に黒人労働者を組合員として受け入れた米国で最も進歩的な労働組合の1つである「国際港湾倉庫組合」(ILWU)の主導により、労働者たちは「黒人奴隷解放の日」に人種差別的な警察の残虐行為に対し抗議した。また、数百万人の人々が「Black Lives Matter」「ジョージ・フロイド」と声を上げてデモを行った。
6月19日の労働アクションを支持する組織と人々の中には、教師、交通機関の労働者、看護師の組合も含まれ、知識人のアンジェラ・デイヴィス、ミュージシャンのブーツ・ライリー、俳優のダニー・グローヴァーはジューンティーンスの意義についてスピーチした。人民解放およびその他の高校や大学生の組織「民族解放黒人青年会」(英:Black Youth for the People’s Liberation)も、政治犯、特に30〜40年に渡り刑務所で服役している黒人高齢者に対する正義を求め抗議した。
カナダも同様に奴隷制、日系カナダ人の強制収容、そして駒形丸事件などの人種差別があったため、カナダの造船所労働者の多くもジューンティーンスの抗議行動に参加した。日系人の強制収容(詳しくは、ココをクリック)とは、第二次世界大戦時においてアメリカ合衆国やアメリカの影響下にあったペルーやブラジルなどのラテンアメリカ諸国の連合国、またカナダやオーストラリアなどのイギリス連邦において行われた、日系人や日本人移民に対する強制収容所への収監政策であり、12万人の日系アメリカ人と2万の日系カナダ人は収容された。
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連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)
内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「?関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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