格差・貧困拡大する資本主義に終止符を
改憲・戦争阻止!大行進・関西「関西統一街宣」

改憲・戦争阻止!大行進・関西が主催する「関西統一街宣」が2月13日、京橋駅前に9人の仲間が結集して「格差・貧困拡大する資本主義に終止符を」を掲げて、街頭宣伝活動を展開しました。

「医療現場の窮状を無視する維新を打倒しよう」

医療関連労働組合の仲間は、「自民党の国会議員は、コロナ感染が判明すると即入院している。大阪では高齢者施設の入所者が、コロナに感染しても病院に入院できず、施設内での療養を余儀なくされている」「大阪維新の会は、医療福祉の現場から窮状が訴え続けられているのに、大阪都構想に没頭し無惨に敗北したのに、『広域行政一元化条例』の成立を画策している。これを阻止して、維新政治を終わらせ、医療や衛生行政を取り戻す行動に立ち上がろう」と呼びかけました。

「罰則を盛り込んだ特措法・感染症法は廃止に」

関西地区生コン支部の仲間は「本日、罰則のある特措法・感染症法が施行された。この法律は、私権の侵害はもちろん、差別を助長し、市民同士の監視や同調圧力により、市民が分断される社会になる。これは改憲と戦争する国づくりの狙いが明らなことから、廃止にしなければならない。コロナ対策の無策を強権的な法律で、労働者や中小零細事業者に犠牲を転嫁する菅政権を打倒しなければならない。国民の命と健康を守り、安定した暮らしの実現、戦争のない平和な社会を目指して、行動しよう」と呼びかけました。

「社会を根底から変える時期が迫っている」

関西労組交流センターの仲間は、「日経平均株価が80年代のバブル期に匹敵するほどに高騰している。世界でも一部の富裕者が富を独占し、格差と貧困が拡大している。資本主義が続く限り、この矛盾は解決されないことから、社会を根底から変える時期が迫っている。労働組合に結集して、労働者が暮らしやすい社会づくりをめざそう」と訴えました。

「維新打倒!大阪サウンドデモに結集を」

最後に、「松井市長、吉村知事は、大阪都構想が昨年11月の住民投票で否決されたのに、『広域行政一元化条例』を2月の大阪市議会で採決強行を狙ってる。大阪市の利権政治を絶対に許してはいけない。大阪市役所横で2月22日、大阪サウンドデモを開催し、維新が暴走する市議会を包囲する行動に参加を」と呼びかけました。

「ラテン・ミュージシャンとコラボ」

約1時間の行動では、駅前を通行する人たちに、多いにアピールすることができました。多くのビラを受け取ってもらい、署名は10筆を獲得するという成果をあげました。
この日は、同じ場所、同じ時刻で、ラテン・ミュージシャンのミニコンサートが開催されましたが、15分ごとに交代して行うことを事前の協議で決めて臨みました。南米系の陽気なラテン・ミュージシャンは、私たちの行動の趣旨を尋ねて理解を示し、ビラを受け取るなど、気持ちよくコラボレーションができました。

「定期的な活動の継続が重要」

定期的な統一街宣の継続が重要です。大企業優位政策で労働者や中小零細事業者に犠牲を強い、改憲と戦争への道を突き進む「菅政権」「維新の会」を打倒するために継続した行動を展開しましょう。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

ハーバービジネスオンライン
「関生事件」が揺るがす労働基本権
<労働裁判が働き手を素通りするとき> ココをクリック
関西生コン事件ニュースNo.50  ココをクリック

日刊深夜快速Vol.3551/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・前編~ ココをクリック

日刊深夜快速Vol.3558/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・後編~ ココをクリック

 
なぜ、いま戦後最大規模の刑事弾圧が労働組合に加えられているのか!?
641日勾留された武委員長が語る

「関西生コン事件」で逮捕された武建一委員長は今年5月29日、641日ぶりに保釈された。その1ヵ月後に収録されたロングインタビューをまとめた本が昨年12月10日発刊された。
・一連の事件は、なぜ起きたのか?
・関生支部とはどのような労働組合なのか?
・武建一という人物はいったい何者なのか?
そんな疑問に事実をもって答える1冊。ぜひ、お読みください。『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか
発行・旬報社、四六判218ページ、定価1500円+税
*全日建(全日本建設運輸連帯労働組合)にお申し込みいただければ頒価1500円(送料込み)でお届けします。多部数の場合はお問い合わせください。
お問い合わせ03-5820-0868
【目 次】
第1章 刑事弾圧
641日にもおよんだ勾留生活/なぜ私は逮捕されたのか/協同組合の変質/労組破壊に参加したレイシスト
第2章 「タコ部屋」の過酷労働
私の生い立ち/「練り屋」と呼ばれて/労働運動に目覚める/関生支部の誕生/初めての解雇
第3章 闘いの軌跡
万博不況とオイルショック/ヤクザと生コン/経済界が恐れる産業別労働運動
第4章 大同団結
安値乱売で「がけっぷち」/大阪広域協組の誕生/シャブコン/2005年の弾圧事件/ゼネスト決行/目指すべき場所
解題・安田浩一(ジャーナリスト)
皆様には御元気で御活躍のことと存じます。
この間、全国の多くの皆様より私たち関生支部に対する国家権力と大阪広域生コンクリート協同組合、差別排外主義者集団が一体となった攻撃をはね返す闘いに、多大な御支援をいただきまして誠にありがとうございます。
このたび、著書『大資本はなぜ私たちを恐れるのか』を昨年12月10日に発行する運びとなりました。
今日まで、私は、会社の雇ったヤクザに5回以上殺されかけたり、刑事事件をでっち上げられ前科5犯にさせられています。
1980年代には日経連の大槻文平会長(当時)から「関生型運動は資本主義の根幹に触れる」と言われ、国家権力とマスコミからは「生コンのドン」「金を企業からむしり取る」などとして「反社会的勢力」とレッテルを貼られています。
それはなぜか。歴史と今日を振り返り、事実を元に書かせていただいています。
是非、一読下さい。
心より愛をこめて
武 建一

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