高槻生コン闘争「第5弾・統一街宣」JR高槻駅前、高槻市役所前
関生支部つぶしを狙った「ティーワイケイ高槻生コンの工場解体攻撃」を周知するため、関生支部・大阪Bブロックは10月21日、多くの支援者とともに、JR高槻駅前と高槻市役所前で、「高槻生コン解体工事で、放射性同位元素使用機器を破壊し廃棄?」「放射線源紛失疑惑の徹底究明を!」を周知する「統一街宣」を展開。加えて、「10.28ティーワイケイ高槻生コン闘争勝利!」集会デモの呼びかけ宣伝も展開しました。
「JR高槻駅前と高槻市役所前、総勢17人の『第5弾・統一街宣』」
午後からは、JR高槻駅前と高槻市役所前で、10月11日に続く第5弾の「統一街宣」を総勢17人で展開。平田執行委員と武谷書記次長のマイクでの訴えに、駅周辺や市役所周辺を行き交う市民らから注目を浴びました。大阪Bブロック、京津ブロックの関生組合員、駆けつけてくれた支援労組の仲間が積極的にビラを配布する姿が見られました。
関生支部・機関紙部が作成した「ティーワイケイ高槻生コン解体工事で、放射性同位元素使用機器を破壊し廃棄?放射線源紛失疑惑の徹底究明を!」ビラは、JR高槻駅前、高槻市役所前を行き交う市民や会社員らが、快く受け取ってくれました。
ビラを配布している組合員や支援労組の仲間に、説明を求めたり、激励する多くの市民の姿が見られました。
午後1時30分ころから約1時間20分の行動でしたが、総勢17人の情宣活動に、JR高槻駅前、高槻市役所前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、約390枚(10.28高槻生コン闘争勝利集会のビラとセット)の配布でした。引き続き、第6弾の「統一街宣」を計画します。
「第5弾の統一街宣に結集した支援労組の仲間に感謝します!」
京津ブロックをはじめ関生支部組合員の結集と積極的なビラ配布、お疲れさまでした。北摂労働者集会の仲間をはじめとする支援労組の仲間の結集と積極的なビラ配布には、感謝しかありません。引き続きの支援をお願いします。
「ティーワイケイ高槻生コン社の代表取締役として登記されている人物の労働組合つぶしを許さない!」
高槻市成合にある生コン製造業、ティーワイケイ高槻生コンの代表取締役として登記されている門田盛男は、今年(2022年)の6月21日付で、ティーワイケイ高槻生コンの工場を、京南生コン社の経営者、大山正芳に売却した。
労使関係にある私たち、関生支部や高槻生コン分会には、何ら説明もせず、団体交渉も開催せず、門田盛男が独断で決定し、工場を売却したのだ。 この門田盛男の行為は、関生支部つぶし、いわゆる労働組合つぶしが目的なのは明らかであり、断じて許すことはできない。
「大阪広域生コン協組の副理事長に工場を売却」
また、工場の売却先の京南生コン社の経営者、大山正芳は、大阪広域生コン協組の副理事長を務めており、この間の関生支部つぶしに深く関わり、主導してきた人物だ。
今回のティーワイケイ高槻生コンの売却、労働組合つぶしを背景で主導している大山正芳を厳しく糾弾する。
「新体制の関生支部をつぶすことが目的」
大阪広域生コン協組が2018年から始めた関生支部つぶし。
しかし、現在に至っても、関生支部をつぶしきれなかった大阪広域生コン協組の執行部が、新体制の関生支部をつぶすために、画策し、攻撃してきたものだ。
さらには、大阪広域生コン協組の関生支部つぶしに側面から荷担している人物の姿もうかがえる。
「労働組合つぶしを跳ね返し、勝利するまで闘う!」
関生支部と高槻生コン分会は、門田盛男の労働組合つぶし、大阪広域生コン協組の副理事長、大山正芳の労働組合つぶしを跳ね返し、勝利するまで闘う。
あわせて、大阪広域生コン協組の関生支部つぶし、それに連携した警察・検察の権力弾圧に怯まず、すべての争議職場に勝利するまで闘う決意だ。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
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