カリフォルニア大学で歴史的大ストライキ

11月14日から1週間、米カリフォリニア大学で、48000人の研究関係者によるストライキが決行されました。これは米国で本年最大のストライキで、米国史上最大の大学ストです。

ストライキのピケッティングにチームスターのドライバーや建設労働者がこれを尊重する行動を取りました。
原因は超インフレ、特に住宅家賃の高騰で、組合員の賃金の30%が家賃に消えています。大卒労働者全体でも平均で賃金の50%が家賃に消えています。大学と研究機関が大勢の研究者の搾取に依存してきたことを劇的に暴露しています。

大学院時代に組合に加入していた愛知連帯ユニオンのエサティエ組合員は、「誇りに思う」と述べています。

12月5日、48000人の研究関係者・大学関係者によるストライキが決行された米カリフォリニア大学で、大学構内等に座り込んでいた17人が逮捕された模様です。

米国の大学では大学院生が助手の仕事についていることが多く、今回のストライキでも主力となっています。

大学のストライキで逮捕者が出るのは異例の事態です。愛知連帯ユニオンのエサティエ組合員は、「私の大学院生の時代(90年代)は誰も捕まった人がいませんでした」と語っています。

愛知連帯ユニオン
2022.11.29
48,000 Academic Workers Strike at the University of California – LA Progressive
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「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

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2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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