五一闘争「不当労働行為糾弾!」4.25集会&デモ
五一闘争「4.25集会&デモ」(主催、関生支部・大阪Bブロック)が4月25日、東大阪市布施・三ノ瀬公園で開催され53人の闘う仲間結集しました。
「五一闘争勝利をめざして闘う!」
司会の関生支部・西山執行委員が開会宣言。西山執行委員は「本日は、昨年に続いて第2弾の五一闘争集会デモだ。五一闘争の勝利を勝ち取るために集会デモを闘おう!」と行動を提起しました。
関生支部・七牟禮副委員長の主催者挨拶では「五一社の不当労働行為が、大阪府労働委員会の認定、命令に続いて、中央労働委員会の再審査でも認定され救済命令が出され、五一社の不当労働行為が確定した。労働委員会の認定、命令を武器に五一闘争勝利をめざして闘う」と闘争勝利に向けた決意を表明しました。
「五一社門前では、ひときわ大きな声を上げよう!」
関生支部・五一分会長の闘争報告と決意表明。五一分会長は、結集した仲間にお礼を述べたあと、五一闘争の経過を報告し「勝利するまで闘う」と決意を表明しました。最後に五一分会長は、「今日のデモ行進は、五一社の工場門前を通るコース。仲間のみなさんには、ひときわ大きな声を上げていただきたい」と行動を提起しました。
「不当労働行為企業のない町づくりをめざす!」
集会に駆けつけてくれた仲間からの連帯挨拶。松平要東大阪市議は「昨年、東大阪市では公共事業、公共工事の参入、契約に関する『不当労働行為啓発文書』を確立した。この文書を基に、さらに実効性のあるものを確立する取り組みを続け、もの作りの町、東大阪市に不当労働行為企業のない町づくりをめざす」。
関生弁護団・中井弁護士は「五一社の不当労働行為が労働委員会で確定したことで、新たな法廷闘争に挑む。法廷闘争と現場闘争の両輪で五一闘争に勝利しよう」。
「五一闘争勝利をめざして共に闘う!」
反弾圧実行委員会大阪代表、全港湾大阪支部・小林委員長は「激しい雨のなか、本集会に結集してくれた仲間に感謝する。関生弾圧支援が広がっているなか、和歌山事件は完全無罪を勝ち取った。大津地裁の不当判決を、控訴審の大阪高裁で無罪を勝ち取り借りを返そう」。
なかまユニオン・井手窪委員長は「みなさんの支援行動により、東リ闘争が、職場復帰を実現し完全勝利した。なかまユニオンは、以前、関生支部・川村副委員長から絶大な支援を受けたことがある。関生弾圧粉砕、五一闘争に共に闘う」。
関西合同労働組合・米村執行委員は「関西合同労組は、東大阪市に拠点がある。いつでも五一闘争の現場行動に駆けつける」。
「五一闘争を一番に決着をつける!」
関生支部・大阪Bブロック長が集会のまとめ。大阪Bブロック長は「関生支部の争議が10数社ある。その中の五一闘争を一番に決着をつける。引き続きのご支援を願う」と決意を表明しました。最後に、大阪Bブロック長のリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して、デモ行進に挑みました。
「五一社の近隣市民らから注目を浴びたデモ行進」
激しい雨が降るなか、旗や幟がはためき、元気いいコールのデモ隊は、沿道を行き交う市民やドライバーから注目を浴びました。五一社の門前をデモ隊が通過するときに、近隣の市民らが窓から覗いていた姿が印象的でした。
悪天候で肌寒い夕暮れどき、反弾圧実行委員会の仲間をはじめ、集会デモに結集してくれた多くの仲間に感謝します。関生支部は、五一闘争に勝利するまで全力で闘います。引き続きご支援をお願いします。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
動画 動画閲覧できます ココをクリック
ー 公判予定 ー
5月22日 フジタビラ事件 大津地裁 |
9:45~ |
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6月 5日 フジタビラ事件 大津地裁 | 9:45~ |
関西生コン事件ニュース No.88 ココをクリック3月29日発行 関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.87 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.86 ココをクリック
賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
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