関西空港を戦争に使わせない!7.9集会

「ウクライナ戦争をただちにやめろ!大軍拡の岸田を倒せ!」を掲げた「関西空港を戦争に使わせない!7.9集会」(主催、泉州住民の会・関西労組交流センター)が7月9日、泉佐野市・生涯学習センターホールで開催され、90人超の闘う労働者・市民が結集しました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。

「関空闘争を労組と住民の団結と行動で闘おう!」

関西合同労組・西村さんの司会で集会はスタート。西村さんは「労働組合と泉州住民の連帯と行動で、関空を軍事使用させない闘いに起とう!」と開会宣言しました。

「ヒロシマ・ナガサキの闘い、反戦反核の闘いに起とう!」

連帯の挨拶では、改憲・戦争阻止!大行進関西の赤田さんが「梅田反戦デモの継続と広がりに見られるように、私たちはこの間、戦争絶対反対で闘っている」と反戦闘争を報告し、マイナンバー問題や自衛隊への名簿提出問題、全港湾の沖縄の闘いに触れたあと「ヒロシマ、ナガサキの闘い。反戦反核の闘いに起とう!」と行動を提起しました。
関生支部・武谷書記次長は、日頃の関生弾圧支援にお礼を述べたあと、弾圧粉砕と大阪広域生コン協組の関生潰し粉砕の現場闘争を報告。最後に、奈良集会や神戸集会など直近の行動を呼びかけました。

「労組と住民の団結で関西空港を戦争に使わせない闘いを!」

三里塚反対同盟、動労千葉、8.6ヒロシマ大行動実行委員会から、本集会に寄せられたメッセージが紹介されたあと、泉州住民の会・中川代表から「闘いの呼びかけ」が提起されました。中川代表は「①広島サミット粉砕闘争で情勢は変わった!ウクライナ戦争をただちにやめさよう!②大軍拡・戦争国家化に突進する岸田を打倒しよう!③関西空港を戦争に使わせない!闘いの本番が来た④千代松市長は若者の個人情報を自衛隊に渡すな!窓口独法化反対!⑤三里塚、沖縄、佐賀の闘いと連帯して闘おう⑥労働組合と住民は団結して闘おう!」などの行動を提起しました。最後に、中川代表は「戦争反対!社会を変えよう」と訴え、11.19全国労働者集会の結集を呼びかけました。

「関空を軍事使用させない決戦の時が来た。ストライキで戦争を阻止しよう!」

呼びかけ団体の発言では、関西新空港絶対反対泉州住民の会・小林さんから、大阪府と国交省大阪航空局に「関空を軍事使用しない」申入行動の報告がされました。
関西合同労組・黒瀬委員長は、「関空が特定重要拠点に指定されたことに危惧を抱いている。関空を軍事使用させない決戦の時が来た。ストライキと行動で戦争を阻止しよう」と行動が提起されました。

「現場の闘争報告と闘争方針」

集会に結集した仲間からの発言。関西合同労組泉州支部、自治体労働者、地域医療交流会、全国水平同盟、学生の代表者が、それぞれの現場闘争の報告と今後の闘争方針が示され「関空を軍事使用させない、戦争絶対反対でともに闘う」などの決意が表明されました。

 

「『集会宣言』が満場一致で採択!」

泉州星野さんを取り戻す会・森本さんのカンパアピール。南大阪労組交流センター・平沼さんから「集会宣言(案)」が提案され、満場一致で採択されました。
最後に、平沼さんのリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和してデモ行進に挑みました。

「外国人らから注目を浴びたデモ行進!」

デモ行進は、会場から泉佐野警察署を通って、南海・泉佐野駅ローターリーまでのコースです。旗や幟がはためき、太鼓の軽快なリズムと元気のいいデモコールのデモ隊は、泉佐野中心街を行き交う市民らから注目を浴びました。ホテル前からスマホで撮影する外国人の姿やデモ隊にガッツポースで応える外国人の姿が印象的でした。
解散地点で、中川代表のリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して、デモ行進はお開きとなりました。
戦争絶対反対!関西空港を戦争に使わせない!岸田政権打倒!労働組合と住民の団結と行動で世界戦争をとめよう!

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
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待望の新刊
検証•関西生コン事件❷
産業別労組の団体行動の正当性

A5判、 143ページ、 定価1000円+税、 旬報社刊
『検証•関西生コン事件』第2巻が発刊された。
巻頭には吉田美喜夫・立命館大学名誉教授の論稿「労使関係像と労働法理」。企業内労使関係に適合した従来の労働法理の限界を指摘しつつ、多様な働き方を基盤にした団結が求められていることをふまえた労使関係像と労働法理の必要性を検討する。
第1部には、大阪ストライキ事件の鑑定意見書と判例研究を収録。
第2部には、加茂生コン事件大阪高裁判決の判例研究を収録。
和歌山事件、大阪スト事件、加茂生コン事件。無罪と有罪の判断は、なぜ、どこで分かれたのか、この1冊で問題点がわかる。

[ 目次 ]
刊行にあたって—6年目の転機、 無罪判決2件 が確定 (小谷野毅)
序・労使関係像の転換と労働法理 (吉田美喜夫)
第1部 大阪ストライキ事件
・関西生コン大阪ストライキ2次事件・控訴審判決について (古川陽二)
・関西生コン大阪2次事件・鑑定意見書 (古川陽二)
・「直接労使関係に立つ者」論と団体行動の刑事免責 (榊原嘉明)
第2部加茂生コン事件
・労働法理を踏まえれば無罪 (吉田美喜夫)
・労働組合活動に対する強要末遂罪の適用の可否 (松宮孝明)

割引価格あり。

お問い合わせは sien.kansai@gmail.comまで。