7.12.JR西日本近畿統括本部・JR西日本メンテック前行動
動労西日本は7月12日、JR西日本近畿統括本部・JR西日本メンテック(大阪市淀川区宮原)前行動を展開、17人の闘う労働者が結集しました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。
「JRの不当労働行為糾弾!」
JR西日本近畿統括本部前行動は、動労西日本・遠坂執行委員のリードで参加者全員のシュプレヒコールでスタート。「JRの不当労働行為糾弾!」「戦争ための組合潰しを許さないぞ!」などのコールは、お昼休みの宮原地域・新大阪駅前を行き交う会社員らに注目を浴びました。
「グランドシニア不採用を撤回せよ!」
動労西日本・原田委員長から、この間のJR西日本社による労働組合嫌悪や不当労働行為性が報告されたあと「グランドシニア不採用を撤回せよ!」とJR西日本社に抗議の声があげられました。
関生支部・武谷書記次長の連帯挨拶では、「大阪の鉄道では電車が遅れたり、事故が発生しているのは、JR西日本社の合理化政策が原因だ。駅員がホームにいないことから様々な問題が発生している。IT企業への転嫁方針を撤回し、本来の鉄道業務に専念するべきだ」などと発言し、動労西日本と共に闘う決意を表明しました。
「過労死の責任を認め、謝罪しろ!」
動労西日本・山田書記長から基調報告が提起されたあと、JR西日本メンテック前に移動して、過労で亡くなった動労西日本の組合員の責任を追及する抗議行動を展開しました。この間の闘争報告と労働委員会闘争の継続など闘争方針が示されたあと、7月28日に開かれる大阪地裁への結集を呼びかけて、本日の行動は終了しました。
JR西日本の戦争のための労働組合潰しを許さない!不当労働行為糾弾!芸備線・ローカル線廃止絶対反対!JR西日本が本来の鉄道業務を行うために、共に闘いましょう!
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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ー 公判予定 ー
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検証•関西生コン事件❷
産業別労組の団体行動の正当性
A5判、 143ページ、 定価1000円+税、 旬報社刊
『検証•関西生コン事件』第2巻が発刊された。
巻頭には吉田美喜夫・立命館大学名誉教授の論稿「労使関係像と労働法理」。企業内労使関係に適合した従来の労働法理の限界を指摘しつつ、多様な働き方を基盤にした団結が求められていることをふまえた労使関係像と労働法理の必要性を検討する。
第1部には、大阪ストライキ事件の鑑定意見書と判例研究を収録。
第2部には、加茂生コン事件大阪高裁判決の判例研究を収録。
和歌山事件、大阪スト事件、加茂生コン事件。無罪と有罪の判断は、なぜ、どこで分かれたのか、この1冊で問題点がわかる。
[ 目次 ]
刊行にあたって—6年目の転機、 無罪判決2件 が確定 (小谷野毅)
序・労使関係像の転換と労働法理 (吉田美喜夫)
第1部 大阪ストライキ事件
・関西生コン大阪ストライキ2次事件・控訴審判決について (古川陽二)
・関西生コン大阪2次事件・鑑定意見書 (古川陽二)
・「直接労使関係に立つ者」論と団体行動の刑事免責 (榊原嘉明)
第2部加茂生コン事件
・労働法理を踏まえれば無罪 (吉田美喜夫)
・労働組合活動に対する強要末遂罪の適用の可否 (松宮孝明)
割引価格あり。
お問い合わせは sien.kansai@gmail.comまで。