かがやきグループによる雇止め強行に抗議する! / からだリハビリらぼ闘争

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連帯ユニオン関西ゼネラル支部は、「リハビリデイかがやき」等多数の介護福祉事業所を展開する「かがやきグループ」の㈱輝ホールディングス、㈱からだリハビリらぼを被申立人として、大阪府労働委員会に不当労働行為救済申立を行いました。

労働組合と誠実な団体交渉を行え!

香里園駅前のタワーマンションにあるにじいろケアプランセンターでケアマネジャーとして働くAさんは、2026年1月14日付での雇止めを会社から宣告されました。会社の説明に納得のいかないAさんは、労働組合に相談して連帯ユニオン関西ゼネラル支部に加入しました。
労働組合と会社の団体交渉が始まりましたが、交渉の中で会社が3つの不誠実な対応を取ってきました。

 

求人募集をしておきながら「ケアマネの勤務枠がない」と事実と異なる回答をした

にじいろケアプランセンターで仕事ができないなら、別の事業所に移って仕事を続けることができないか、検討するように求めました。後日、代理人弁護士からメールで連絡があり、「関連会社において確認しましたが他の事業所においてケアマネの勤務枠がないので異動についてはできない旨ご連絡します」と回答しました。しかし、ハローワークや輝ホールディングスのホームページでは、ケアマネジャーの求人募集をしていたのです.

私たちは怒ってすぐに抗議の申入れをしました。会社は「A組合員を配置転換により受け入れることを前提とした勤務枠は存在しないという意味」と説明しましたが、求人募集しているのに「勤務枠がない」と回答することは、「雇止めありき」で事を進めているとしか思えません。
この件は労働組合法第7条2号違反の不当労働行為にあたると組合は考えています。

会社は、雇止め理由が書かれた「報告書」を組合に提供しない。雇止めが正当なのかどうか、検証が困難に

会社はAさんを雇止めする理由として、「クレームが多いこと」をあげています。それが本当かどうか、労働組合としては検証する必要があります。しかし、会社は、クレームをまとめた「報告書」を組合に提供することを拒否しました。団体交渉の場で、複数人の組合交渉担当者に対して1部だけ手渡して閲覧させるということをしただけでした。これでは、事実関係をしっかりと確認して検証することが困難です!
また、Aさんに対する会社の扱いは一方的であり、辞めさせることを目的に動いてきたのではないかと疑わざるを得ません。2025年7月の段階から、「業務改善指示書」という書類にAさんに対するクレームを書き連ねて、社長が出てきて署名・押印を迫ってきました。Aさんはあまりに一方的な内容に、署名・押印を拒否しました。
このような経緯に加えて、「報告書」の提供まで拒否してくると、「Aさんを辞めさせることが目的だったのでは?」という疑惑はさらに深まります。
この件は労働組合法第7条2号違反の不当労働行為にあたると組合は考えています。

資格研修の費用負担の条件として、団体交渉の打ち切りを条件としてきた

Aさんは主任介護支援専門員の資格を得るための研修を受けています。会社はこの費用負担について、会社では負担しないとしていました。過去の実績では出されている例があるので、組合としては会社が負担するように求めていました。会社は団体交渉の場で、交渉を今回で打ち切るなら、研修費用を支払うと回答しました。
この件は労働組合法第7条1号および3号違反の不当労働行為にあたると組合は考えています。

一刻も早い問題解決を

これらの不当労働行為は、Aさんの雇止め問題を解決しようとする交渉において、労使の信頼関係を損ねるものでした。想像してみてください。もうすぐ首を切られて生活がどうなるか分からないというときに、事実と違う話をされたり、雇止め理由を示す報告書を提供しなかったりされると、どう思いますか? さらに追い打ちをかけるように、研修のための費用を会社に払ってもらうよう求めていたら、交渉を打ち切ったら払うと言われたのです。組合は、これらの不誠実な対応が続き、労使の合意形成が進まない中で雇止めを強行するなら、抗議の行動を始めることを通告しました。
Aさんは、職場や地域、担当していた利用者さんたちに対する思い入れがあり、元の職場で働き続けることを希望しています。それがかなわないなら、かがやきグループ内で就業できるように求めています。このチラシを読んでいただいた皆様には、一刻も早い問題解決のために、ともにかがやきグループに対して声をあげていただくようお願いいたします。

真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411【デモクラシータイムス】

ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
動画閲覧できます ココをクリック

増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国

竹信三恵子 (著) 旬報社 – 2025/1/30

勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
  はじめに――増補にあたって
  プロローグ
  第1章 「賃金が上がらない国」の底で
  第2章 労働運動が「犯罪」になった日
  第3章 ヘイトの次に警察が来た
  第4章 労働分野の解釈改憲
  第5章 経営側は何を恐れたのか
  第6章 影の主役としてのメディア
  第7章 労働者が国を訴えた日
  エピローグ
  補章 反攻の始まり
  増補版おわりに

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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