どんな卑怯な手も厭わない大阪広域協組の4人組
いま関西地区生コン支部(関生支部)は、大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域協組)や瀬戸弘幸ら在特会関連の差別排外主義者グループの卑劣な攻撃と闘っています。
大阪広域協組は、瀬戸弘幸ら在特会関の連差別排外主義者グループと一体となってYouTubeなどネットを使った関生支部批判の世論操作を行っています。また、関生支部と個別の団体交渉することを禁じる「平成30年1月23日付『連帯労組と接触・面談の禁止』」なる、まさに不当労働行為の書面を組合員企業に配布し、関生支部の団結権を侵害しています。関生支部の組合員が働く生コン工場や生コン輸送、セメント輸送会社などを「連帯系」と称して仕事の割り付けや取引上の差別をするなど経済的な攻撃も仕掛けてきています。
意に沿わない者に対しては、法律違反でもどんな卑怯な手も厭わない、なりふりかまわず叩きつぶす、という手法は、大阪広域協組の4人組が主導しているものです。いまの関生支部の闘いは、いわば4人組との闘いなのです。
4人組の共通項は、生コン工場のシェア権の独占、販売店・骨材・生コン輸送・バラセメント輸送など各種利権を獲得すること。そのためには、手段を選ばず法律無視の数々、人権侵害の在特会関連と一体化するという手法なのです。
どんな卑怯な手も厭わない4人組(木村理事長、地神副理事長、大山副理事長、矢倉副理事長)
木村貴洋理事長は員外理事であり、地神副理事長の傀儡、いいなりです。同人は工業組合、協同組合双方から収入を得ており、自分のことしか考えない、協同組合員から支持のない無責任な人物です。
地神秀治副理事長は実質の支配者。同人は、営業シェアを自分のグループにだけ都合よく配分し、意に沿わない会社には割り付けをストップしたり、自分の子供の関係する会社に保険業務を託したり発注するなどとやりたい放題です。
矢倉完治副理事長は、ベルキンという企業の工場を安く購入していますが、ベルキンは、元々第一次構造改善事業で買い上げされた工場でした。リーフコンクリート社と同じではないのでしょうか。
いままで関生支部は、大阪広域協組に「6項目提言」の提言を行ってきました。2016年以降の春闘交渉などでも春闘要求としてその実現をめざしてきたのです。
6項目提言とは、大阪広域協組に民主化をもたらすためのものです。①労働組合と良好な協力関係築く。②協同組合の品位を汚さない。③理事職は公人職であり、私的利益は慎む。④生コン経営者会への全社加入。⑤労使の協力関係を内外に公表する。⑥ミキサー・セメント輸送運賃引き上げるなど6点にわたる課題・提言のことです。大阪広域協組の行く末を案じていたからこそ行っていたものです。今まさに危惧していたことが現実のものとなってしまいました。
例えば「協同組合の品位を汚さない」という提言、それは、意に沿わない者に対して暴言を吐いたり暴力を振るったりすることを戒めるものです。
現在、4人組は、暴言などの強権的な振る舞いで大阪広域協組の実権を握りました。理事会では、意に沿わない理事に対し暴言をあびせたりすることもあります。地神秀治副理事長などは、とある組合員企業に押しかけて、代表取締役に対し「殺す」と脅迫した上で暴行を加えたこともあります。大山正芳副理事長は、関生支部の組合員や和歌山県警の警官などに暴力を加えたという粗暴な人物です。
そのような人物の強権的支配の下で、一部の組合員企業に権益が集中するという異常な状態となっているのです。
関生支部の危惧していたことが現実に。4人組のねらいとは何か
とくに「理事職は公人職であり、私的利益は慎む」という提言、それは、理事職とはいかなるものか説いたものです。理事職は公人職であり、協同組合の組織綱領、理念、総会決定などを実践し、現実するための役職です。その役職を利用して個社又は私的利益の誘導などは一切慎まなければなりません。
現在、大阪広域協組では、販売シェアの割り当ての不公平が問題となっています。本来、協同組合は、相互扶助の精神のもとで連帯し助け合わなければなりません。しかし現状は、力のある新規加入の組合員企業の販売シェアのが大きくなっているのが現状です。古参の組合員企業と比べて1.5倍~2倍、中には10倍近い販売シェアをもつ組合員企業もあります。フェラーリなどの高級車を2台も購入している理事もいる始末です。
いま、関生支部が危惧していたことが現実となっているのです。
関生支部の闘いは、業界民主化が目的
関生支部の闘いは、4人組との闘いであり、大阪広域協組の民主化、正常化に向けた闘いです。生コン業界の繁栄を生コン製造業者だけでなく、輸送業者などセメント生コン関連の下請企業、そしてはたらく者たちにも享受させるための闘いなのです。