2020春闘講座・徳島市あわぎんホール(2月26日)

2020春闘講座徳島県実行委員会(実行委員長、河村洋二・全港湾四国地本徳島支部ユニオン分会)が主催する「2020春闘講座」が2月26日から28日にかけて徳島県の3市で開催されました。

この春闘講座は、
①地区労強化
②春闘再構築③賃金討論の強化

を目的に7年間、継続して取り組んでいます。
今回は、「他人事ではない明日はわが身、関生労組の次はわが労組」と捉え、
①関西生コン支部支援の輪に加わること、
②中小生コン業社を相手の賃上げ闘争に学ぼう
との趣旨で、「スト→逮捕、抗議→逮捕、そして組合つぶし」をテーマに関生支部弾圧の講演が各会場で開かれました。

関生支部への弾圧は労働組合つぶしだ!

徳島市会場では、あわぎんホールで26日、徳島地区労が後援する春闘講座が開催され50名の地域労組の仲間が結集しました。
春闘講座は、実行委員長の挨拶として「関西生コン支部への弾圧は、私たち労働組合つぶしだ。共に闘う」と力強い発言で始まりました。
来賓あいさつでは徳島地区評議会事務局長が「関西生コン支部弾圧は、戦後最大の労働組合つぶしだ。春闘の課題・再構築が叫ばれるなか、労働者の総結集を求めてがんばる」と話されました。
講演では関生支部代表者が、生コン業界はセメントメーカーとゼネコンに収奪される狭間産業の位置づけ、関生支部の産業別運動の成果、運動が前進すると資本と権力が一体となった弾圧がかけられるこの間の歴史、2018年から始まった刑事弾圧の警察・検察・裁判所が連携する異常さや違法性、今後の闘いの方針などを話し、支援のお願いを呼びかけました。
全港湾四国地方徳島支部・執行委員長をはじめいくつかの質疑を受けたあと、参加者全員の「賃上げ2万円!最賃1500円!非正規の待遇改善!関生労組弾圧粉砕!団結がんばろう!」で閉会しました。

懇親会では、春田洋・徳島市議会議員や徳島人権平和センターをはじめ多くの方たちから、徳島の闘いを話していただき多くのことを学ばせていただきました。
徳島市春闘講座に参加されたみなさんには、関生支部代表者の話や訴えに対して、熱心に耳を傾けていただき、激励と支援、カンパをいただいたことに感謝します。

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「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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労働組合やめろって警察にいわれたんだけどそれってどうなの(憲法28条があるのに…) 単行本 – 2020/3/6
連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)

内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「?関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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