「民主派の台頭を許さないという弾圧」

香港警察は4月18日、民主化運動に長年取り組んできたマーティン・リー氏ら民主派の主要メンバー15人を、中国が建国70周年を祝った昨年10月1日などに当局の許可を得ないままデモを実施したり参加したりした違法なデモを行った容疑などで一斉に逮捕しました。
逮捕されたなかには、中国に批判的な論調で知られる香港紙「リンゴ日報」創業者のジミー・ライ氏や民主活動家の李卓人氏、弁護士の李柱銘氏、現職議員や元議員なども含まれています。李柱銘弁護士は民主派の長老格で、逮捕されるのは初めてのこと。同日中に保釈されましたが、当局は15人全員を起訴する構えを見せています。
今回の刑事弾圧の背景は、民主派の優勢が予想される立法会(議会)選挙を9月に控える中での摘発であり、民主派の台頭を許さないという意図をもった権力弾圧です。

「権力弾圧には、団結して立ち上がる」

民主派議員のクラウディア・モー氏は「香港政府が恐怖政治を取り入れることに注力している」と指摘し、「彼らは、黙らせるため、住民の反対を取り払うため、できることなら何でもやっている。だがその時、われわれは団結し立ち上がる」と述べました。
新型コロナウイルスの感染拡大で香港の抗議デモは縮小していますが、今回の不当な弾圧を糾弾して、香港の民主化運動に連帯する取り組みを強めましょう。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「?関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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