香港民主派の闘いと連帯しよう

司法への介入や野党の弱体化、メディアやNGOへの攻撃が、為政者らによって合法的に行われており、民主主義の侵食が世界中で進んでいます。香港で続くデモはこうした民主主義の侵食への対抗です。

「シャープパワーの拡大」

国際政治学者の市原麻衣子さんは、中国が香港民主派の制圧に「シャープパワー」を用いていると指摘しています。
シャープパワーとは「情報」や「印象の操作」という非公式な手段で政策変更を促す力のことで、社会を混乱させ、民主主義の価値に疑いを持たせようとします。
具体的には、「民主派は金銭を受け取って行動している」「外国勢力にたたきつけられている」という印象を与える偽情報をネットに流します。また、香港メディアの買収を進め、応じない企業には広告を出稿する企業に圧力をかけます。
シャープパワーを行使する国家は中国のほかロシアやインドなどに広がり、さらに政党や団体なども偽情報を拡散します。そうしてもたらさせる現実の歪曲が民主主義規範を弱体化させ、人々を権威的指導者の支持へ向かわせているといいます(市原麻衣子氏「シャープパワーの拡大と香港民主主義の危機」)。

「共感と支持を表明することが重要」

一方で、このような力に屈しない人々も多いのです。市原さんは、「日本政府は『さまざまたかたちで民主派への支持と共感を示す』べきであり、市民社会は『一人ひとりが香港民主派への支持を表明』することが望ましい」と述べています。加えて政府は市民社会の「突き上げ圧力」を活用し「民主主義規範に則った行動を一貫してとるべきだ」と提起しています。
SNSを見れば、香港民主派に共感と支持を表明する日本人が少ないことは一目瞭然です。私たちは香港民主派の民主主義を守る闘いを自らの問題と捉え、香港民主派と連帯しましょう。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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デモクラシータイムス
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公判が日程変更や中止になっています。確認お願いします。

労働組合やめろって警察にいわれたんだけどそれってどうなの(憲法28条があるのに…) 単行本 – 2020/3/6
連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)

内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「?関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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