2022.3.21.2022年春闘勝利!総決起集会

全国労働組合運動交流会が主催する「3.21.2022年春闘勝利!総決起集会」が3月21日、東京・すみだ産業会館で開催され、多くの闘う仲間が結集しました。連帯ユニオンからは、関西地区生コン支部が参加しました。

「2022年春闘を闘うぞ!」

司会者から「大衆的な闘いで、経営側に圧力をかけていくために、この集会を成功させよう」と開会あいさつ。続いて、「2022年春闘を闘うぞ!」「国際連帯で闘うぞ!」などのシュプレヒコールを参加者全員の唱和で、集会は開会しました。

「『産業報国会』に転落する『連合』を突破して闘おう!」

元郵政労働者、生協労働者、沖縄・首里日雇労働組合からの集会メッセージを紹介したあと、全労交の山崎さんから基調が提起されました。
山崎さんは「①闘う労働組合の解体を策動する日本経団連、岸田政府を倒す春闘を闘おう。②デジタル化、脱炭素化で資本主義経済の延命を策動する『経営労働政策特別報告』。③ジョブ型雇用の拡大による、首切り自由、9割非正規化を打ち砕こう。④経済安保推進法による経済の軍事化、総力戦体制づくりを粉砕しよう。⑤新しい資本主義に賛同し、『産業報国会』に転落する『連合』を突破して闘おう」など、情勢分析と闘争方針を示す内容が提起されました。最後に、当面の行動を提起して基調提起を締めくくりました。

「結集した仲間からの発言」

本集会に結集した仲間からの発言では、関西地区生コン支部、君が代不起立を闘う教育労働者、元仙台市職中央委員、東京・山谷日雇労働組合、反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会、福岡・築港日雇労働組合、東京地域連合労働組合の代表者から、現場の闘争報告と今後の闘争方針が示されました。
会場の集会参加者からは、発言した仲間に多くの質疑がありました。その質疑にそれぞれの発言者が応答するという活発な議論が展開されました。

「闘う労働組合の行動で春闘に勝利しよう!」

司会のまとめのあと、「団結がんばろう!」を参加者全員が唱和して集会はお開きとなりました。
闘う労働組合の団結とストライキを打ち抜くなど大衆行動で、2022年春闘に勝利しよう!

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目
労働運動を〈犯罪〉にする国「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュース No.71 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.72 ココをクリック
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み)

1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。
そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。
業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。
迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 : プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】
竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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