朝日新聞夕刊が和歌山県・日高川への産廃物を垂れ流し事件を報道。引き起こしたのは丸山克也理事長の日高地区生コ協組加盟工場。丸山克也の利権や儲けのためなら法律違反や環境汚染もいとわないという性質が大きく影響する。
いま問われる丸山克也の和歌山生コン工組の理事長就任問題。

【2018年4月14日 朝日新聞夕刊】

日高地区生コン協組(丸山克也理事長)加盟工場が日高川を汚染

 2018年4月14日(土)の朝日新聞夕刊で、「日高川に工場汚水」「和歌山県が指導 川底にコンクリ」との見出しで、和歌山県・日高川への工場汚水=産業廃棄物を垂れ流し事件を報じる報道がありました。この事件を引き起こしたのは日高地区生コンクリート協同組合(和歌山県御坊市、丸山克也理事長)の加盟工場です。
 朝日新聞では、日高川の川底に汚水垂れ流しによる汚泥がたまっているとして、県が産業廃棄物法にもとづき、工場を運営する法人に対し汚泥を撤去するよう行政指導したと報じられています。連帯労働組合の調べでは、御坊保健所が丸山克也理事長の日高地区生コンクリート協同組合(日高地区生コン協組)に加盟する当該法人の工場に対し、廃棄物処理基準違反であるとして、日高川の周辺の汚染箇所やの川底に沈殿している汚泥を清掃するよう行政指導したとのことでした。
 日高川は清流で、アマゴや鮎釣りが盛んなことで有名、蛍の生息地や御坊市の天然記念物の「ハマボウ」の群落が広く点在する非常に綺麗で自然豊かな河川で、産業廃棄物による汚染などは断じて許されることではありません。

脅迫未遂事件で有罪判決を受ける。環境汚染を行う。警察官に暴力を振るる。粗暴で遵法精神の欠片もない人物「丸山克也」

 今回の日高地区生コン協組加盟工場の環境汚染事件については、当該工場へ教育指導を施すべき立場である日高地区生コン協組の体質、つまり理事長の丸山克也自身の平素の振る舞いや性質などが大きく影響しています。
 昨年9月、丸山克也氏が会長にしている南洋開発グループの株式会社明生工業が、和歌山県由良港の公共工事(由良漁港港湾施設整備工事)で、生コンが付着したパワーショベルのバケット部を海で洗浄するという「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に抵触する廃棄物処理法違反をおこし、和歌山県日高振興局管理保全課から行政指導を受けるという事件がありました。
 丸山克也自身も、多数の面前で平然と警察官へ暴力を振るい、過去、関西国際空港二期工事めぐ不当要求=強要未遂事件で、「事業を三ヵ月以上中断させ、実害を加えた」などとして懲役二年六月、執行猶予四年(求刑懲役二年六月)の有罪判決を受けています。
 今回、日高川への汚染事件は、事件を引き起こした当該法人の体質はもとより、指導すべき立場の日高地区生コン協組・丸山克也理事長自身の、利権や儲けのためなら法律違反や環境汚染もいとわないという性質が大きく影響しているのでした。
※詳細については 和歌山県の生コン業界も異変。丸山克也(和歌山広域協組)理事長と在特会、暴力団との関係 参照

いま問われる丸山克也の和歌山県生コンクリート工業組合理事長就任問題

 本年3月11日、丸山克也は和歌山県広域生コンクリート協同組合(和歌山広域協組)を率い、在特会関連・瀬戸弘幸ら差別排外主義者集団と親密関係にある大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域協組)の地神秀治副理事長、大山正芳副理事長、矢倉完治副理事長、地神副理事長の操り人形の木村貴洋理事長、いわゆる4人組が率いる大阪広域協組と「一般社団法人西日本生コンクリート連合会」(西日本連合会)なる法人を設立しました。この組織は、丸山克也と広域協組4人組の利権追及のための野合です。
 本年3月、丸山克也は、大阪広域協組4人組との野合を背景に、在特会関連の瀬戸弘幸ら差別排外者集団との連携で、昨年、不祥事で解任されたはずの和歌山県生コンクリート工業組合の理事長の座に返り咲きました。つまり、大阪広域協組4人組との野合を背景に、在特会関連の瀬戸弘幸ら差別排外者集団との連携で工業組合の理事長に返り咲いたのです。
 その野合は労働組合をも巻き込んでいます。彼らを支援する立場をとる建交労関西支部と交通労連生コン産業労働組合は、本年4月中旬頃から大阪広域協組4人組の命で十数名の専従班を組んで関西地区生コン支部切り崩しのオルグ活動を開始しました。
 今回の日高川汚染事件を機に、丸山克也の和歌山県生コンクリート工業組合理事長就任や和歌山広域協組の丸山克也と大阪広域協組4人組との野合である西日本連合会に組する人たちの是非が問われることになります。
※詳細については -人の死までも関生たたきに利用する倒錯的な野合の実態 第一回 - 丸山克也の和歌山県生コン工組理事長留任の真相 参照